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羽曳野市の有限会社 田中製材所さんで開催された 「田中式古木市(闇市)」に行ってきました。
値段のついていない古材。
投げ銭で振る舞われる食事。
そして、そこに自然と生まれる会話と関係性。
ここには「売る、買う」を超えた、あたたかいコミュニティがあります。
今日は現地で、
建築士、アーティスト、工務店、森林事業者、木材関係者だけでなく、
カメラマンやアート分野の方々まで、本当に多様な方をご紹介いただきました。
普段、自分の業界の中だけにいると、知らず知らずのうちに
「正解」や「常識」が固定されてしまいます。
でも、こうして普段交わらない方々と話すことで、考え方の幅が広がり、思考のパターンが書き換えられていくような感覚がありました。
「あ、そんな見方があるんだ」
その積み重ねが、すごく大切だと感じています。
今回、古材もいくつかご縁がありました。
虫食い、虫穴のある材木。
一般的には「避けられがち」な木かもしれません。
でも、シロアリ対策を生業とする
株式会社ホリニシからすると、それはとても味のある木です。
この古材は新しい事務所での活用。
実際の空間づくりに取り入れていこうと思っています。
ただ飾るのではなく、
「背景のある木」として、
この会社の空気の一部にしていきたいです。
田中製材所さんが大切にされている
「始舞(しまい)」 という考え方。
向き合い、受け止め、終わらせるのではなく、次につなぐ。
私たちが掲げている、シロアリとの共存という考え方とも、どこか深く通じ合っているように感じます。
排除ではなく、理解。
否定ではなく、付き合い方を考える。
木材も、人も、仕事も。
閉じた世界にとどまると、思考は固まってしまいます。
こうした場に身を置くことで、
自分自身の視点が少しずつ柔らかくなっていくのを感じました。
執筆者
しろあり防除施工士、蟻害腐朽検査士
株式会社 ホリニシ
代表取締役 堀西 正一郎







