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なぜシロアリは材木をスカスカにしてしまうのか?
写真のように、大切な床組の材木がミルフィーユのようにスカスカに。
手で触っただけで崩れてしまうほどの被害。
これは、シロアリが長い時間をかけてコツコツと食べ続けた結果です。
シロアリは、木材の中に含まれる「セルロース」という成分を栄養にして生きています。
地球上で木を分解できる生き物は限られており、実はシロアリは自然界では 「森を掃除する益虫」としての役割を持っています。
もしシロアリがいなければ、世界中に倒木や枯れ木が溢れてしまうとも言われています。
ところが、人間のマイホームに入り込むと話は別。
床や柱、家の構造材といった命を支える材木まで食べ進めてしまうため、私たちにとっては 「害虫」 として立ちはだかります。
株式会社ホリニシが大切にしているのは、
「人とマイホームとシロアリの関係を、より良い形にすること」。
大切なお家を守るためには定期的な点検と予防が不可欠ですし、
それによってお客様もマイホームも、そしてシロアリにとっても健全な環境を築くことができます。
シロアリは絶滅させるべき存在ではありません。
自然界では必要とされる生き物だからこそ、人間がマイホームを正しく管理することで、共存できる環境をつくることが大切だと考えています。
株式会社ホリニシはこれからも、お客様の暮らしを守るため、そして未来により良い住環境を残すために、全力で取り組んでまいります。
執筆者
しろあり防除施工士、蟻害腐朽検査士
株式会社 ホリニシ
代表取締役 堀西 正一郎