▼詳細
写真は、堺市のヤマトシロアリ被害です。
増築部分だけシロアリの予防処理をしていなかった為に、床が沈むまでシロアリ食害にあっていました。


　
この写真は『空中蟻道』と言い、珍しい蟻道の作り方です。

本来蟻道は、硬い基礎沿いのほうが簡単に構築出来る為、何かに沿わして作ります。
しかし、被害が拡大している家屋などでは、稀にこのような蟻道を見かけます。



ちなみにこの蟻道の隣には、何回も空中蟻道を作っては失敗したあとがありました。（写真に撮ってもうまく映りませんでした）

そして、実はこの空中蟻道を作っている場所はコンクリートなんですよ！！

コンクリートでもシロアリは蟻道を作るんです。　
この家は『ヤマトシロアリ』でしたが、『イエシロアリ』のような蟻道を構築していました。（別写真有り）



そして、床下の土間コンクリートを突き破って土台まで侵入している箇所もありました。



最近の戸建住宅は土間コンクリートが主流ですが、シロアリはコンクリートも貫通するので、安心せずに定期的（約５年毎）に予防処理を施す事が必要なんです。