HOME > 施工実績ギャラリー:施工実績 > 【堺市の某高校】科学準備室の床面イエシロアリ被害
【堺市の某高校】科学準備室の床面イエシロアリ被害
こちらの高校は、鉄筋コンクリート造りの立派な校舎で、一見シロアリ被害とは無縁かと思われるような佇まいをしています。
校舎の中に入っても、材木を使用している所を探すのが難しいほど床も壁もコンクリートで造られています。
科学準備室の床だけコンクリートの上に張り合わせのフローリングを敷いている所があり、その板が沈む所があり生徒がつまづいて危険な為、シロアリの可能性があるとの事で調査依頼がありました。
実際には、コンクリートに接着しているほとんどの床板がイエシロアリの餌になっており、駆除というより木製の板を全て撤去の上、木材を使用しない床補修が望ましい状態でした。
しかし、堺市の予算の関係上リフォームをするにはかなり先になるらしく、今回は可能な限り駆除を行い被害の進行を止め、リフォーム時期まで現状維持する方法で作業しました。
コンクリート造りであっても、シロアリはコンクリートに自分達が通れるだけの隙間を作る能力があり、木材の匂いを察知すれば構造は関係なく侵入して食害してしまいます。
このような現場は、なかなか予防が難しい環境です。
実際被害が出てから駆除するケースがまだまだ多いですが、建物外周に侵入防止の餌木を地中に埋めて、定期的にシロアリの生息を観察する事で、早期発見早期対策ができる方法があります。
学校、マンション、アパート、寮、ビルなどのシロアリ対策には生態の熟知と経験が必要です。
予防、駆除ともに色々な方法がありますので、まずはお気軽に無料調査を活用下さい。